Loading...

日本が自ら貧しくなっているように見える

f:id:nasust:20170706092257j:plain


こんにちはnasustです。

日本の貧困について思う所があったので書きます。

日本が貧しくなっている

http://www.from-estonia-with-love.net/entry/pjapan http://www.from-estonia-with-love.net/entry/pjapan

何故、日本がこれほど貧しいでしょうか。バブルが弾けたからか? それは切っ掛けにしかなっていないと思います。

バブル以降の日本の再生の方法に問題があるからだと思っています。

バブルが弾けた直後のニュースを覚えていますか? リストラを嵐ですよ。これはバブル期の余裕から余剰な人員を抱えていたから正しい方法なのかもしれない。 ただ、それ以降も後続してリストラしている。そして、人手不足に繋がり、現在では社会現象となっています。

設備投資しない企業

内部留保を貯め込んだ日本企業が「攻めの投資」をしない本当の理由(熊野 英生) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

日本が貧乏の理由として、現在、設備投資しない企業が多いからだと思っています。 特にIT不器用な日本は、昔ソフトウェアの設備投資を失敗しました。 ドットコムバブルの頃、ソフトウェアの導入したが経営の効率に繋がらなかったです。

欧米では、ソフトウェアを自社開発して、社内の仕組みを変えて効率化したが、 日本は古い既存の方法のまま、ソフトウェアを導入しようしました。 しかし、この方法は、大して効率化することが出来ずに失敗しています。

何故、既存の方法でソフトウェアを導入すると失敗するかというと、既存の非効率で 人間でしか出来ない手順で業務を行っており、それを無理にソフトウェアを導入しようとするから失敗するのです。

こういう失敗が、日本の企業の設備投資に保守的になり、既存の企業の仕組みで、 コストカット、人員整理で戦おうとしている。これでは企業が痩せていくばかりです。

残業減らしで外注急増、大企業社員の劣化が止まらない | 組織の病気~成長を止める真犯人~ 秋山進 | ダイヤモンド・オンライン

コストカットの一環として、外注に頼る企業は、肉がない骨ばかりの鶏です。 自社に技術が無い会社など、外注にそっぽ向かれてはお終いです。

また働き方革命で、自分の残業ができないから外注に頼るのも可笑しいです。 なぜ、生産性を上げるという事を考えないでしょうか。

働き方革命がニュースになった時は、働く時間に制限掛けるだけで、働き方たを工夫したという 話を聞かないです。いつからか日本人は働き方に逃げの姿勢ばかり行うのでしょう。

このままでは先細りです。

給料が増えない日本人

『人手不足なのになぜ賃金が上がらないのか』:書評と考察 : 富士通総研

僕はコストカットの為に給料が増えないじゃないかと思っています。 正社員の給料が減り、非正規の社員が増えています。

企業の設備投資の保守化、既存の仕組みでのコストカット、行き着くところは人件費の圧縮です。 そして圧縮する為に、士気、モラルの低下、個人の生産性が低くなるなどの負のスパイラルに陥っていると感じます。

こういうふうに、いまの社会の動き自体が、自ら貧しくなっていっている気がします。