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潰れてしまった派遣プログラマーの話

雑記 IT色々

こんにちはnasusです。 僕が昔正社員で新入社員の時の話です。 僕が入社してからサーバーサイドの開発をC++で行っていました。部署でプログラミングしている人は5人と少なく、それぞれ個人でプロダクトを受け持っている形です。

僕の対えの机にはサーバーと接続するGUIをVB6で開発している派遣社員の26歳位(聞いたわけでないので推測)の男性社員が居ました。仮にIさんとします。

Iさんは派遣歴が長く(年縛りが無い頃)ベテランでした。僕より少し年上ぐらいでしたから、先輩として会社の事とか飯はどこが上手いとか教えてくれた良い先輩です。その時の会社は派遣だから偏見で見るということは無かったですね。普通に対等として扱っていました。

僕が新入社員から数年後、GUIにそれなりの規模の機能追加が計画されました。もちろんIさんが担当します。それなりの規模なので開発期間は1年ぐらいとなりました。進め方は全てIさんにお任せです。

しかしある程度出来上がり、社内でベータ版を配布して反応を見ると色々注文がありました。Iさんは、それらに対して対応して行きました。

それから少しずつIさんは潰れて行きました。技術的問題なのか対応に凄く時間が掛かり残業時間も増えてきました。

そして期限が過ぎても開発していました。進捗会議で、なぜ遅れているのかという話きを聞き、作るものが多すぎるという回答を得たのでもう開発期間を一年伸ばし、技術のある先輩社員をサポートに回すことにしました。

しかし、その一年を伸ばしても開発が終わりませんでした。Iさんは進捗会議が怖くなり、始まる前は嫌そうな顔していました。また僕と一緒に飯を食べに行っていたのも、一人で行くようになりました。

それからしばらく経ち、ある時出社拒否して会社から来なくなりました。 派遣会社のスタッフが来てIさんの机の荷物を片付けて行きました。

その後のIさんの話は聞きません。

僕はどうすれば良かったのか、普通に話、仕事に遅れていることも触れなかった。僕と彼は、まったく別のプロダクトであり、既にフォローされているので勝手に手伝うわけにもいかなかった。

彼が潰れてしまったのは、スケジュールの遅れを伸ばしに伸ばした事じゃないかと思います。中々できない開発、彼が焦燥感に駆られて精神的な重さを感じて出社拒否に繋がった。

後でフォローしていた先輩社員に飲みに行った時、彼の話が出てきました。Iさんが書いていたプログラムのコードは、もの凄いスパゲティコードだったと、それで何が書いてあるか分からない位だったと。それで技術的な問題として、色々アドバイスしたみたいですがIさんは応える事が出来なかったみたいです。出来なくても待てば、ちゃんと応えてくれるだろうと思い、かなり開発期限を伸ばしたみたいですた。

僕が得た教訓は優しい対応は時には重みなるということだ。優しく対応した所為で、Iさんにプレッシャーが掛かり潰れてしまった。ある時スッパリと打ち切って、別の仕事をさせておけば潰れなかったと思う。

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